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エース級頭がシロ確定らしいですね。でも他の地域で殺処分が終わり、清浄化宣言が出るまで油断は禁物です。

で、不思議なのが何故エース中のエースと期待されていた「忠富士」だけが感染していたのかです。

宮崎牛の種牛6頭をを特例で移動させたのが、5/13
家畜改良事業団の肥育牛に感染疑いが出たのが、5/16
避難中の種牛「忠富士」に感染疑いが出たのが、5/22
家畜改良事業団に残っていた種牛1頭に感染疑いが出たのが、5/28

エース級種牛5頭口蹄疫感染なし、ほぼ確定したのが、6/6

空気感染だとするならば、時系列で見て口蹄疫の潜伏期間を考慮すると、忠富士は特例で移動する直前か移動の最中に感染したと考えるのが自然でしょう。
で、移動中の可能性を考えると、移動中は種牛が互いに完全隔離されていなかった様なので、移動中に空気感染したとすれば、6頭全てが感染していても可笑しくはありません。
それに移動当時の状況では、移動経路において口蹄疫の発生農場は無かったのです。この事も移動の最中に感染した可能性を否定しているように見えます。

逆に、避難した直後に6頭が隔離されてから感染したのだとすれば、他の5頭が感染していない事は妙に納得できます。が、発症例の無い地域で1頭だけ感染するのはやはり不自然です。

やはり移動直前に忠富士だけ感染していて、移動中はまだウイルスを外にばら撒いていなかったから、他の種牛が感染しなかったと言う事でしょうか。それでも、防疫設備の整った家畜改良事業団の畜舎の中でそれも「忠富士だけ」が感染しているという状況は、自然ではないと思わざるを得ません。家畜改良事業団で他の種牛に感染疑いが出たのは、忠富士より6日も後です。

実は忠富士が口蹄疫に感染するよう細工したから、特例を許可したとか、移動中or移動後に他の5頭や避難先の地域に感染拡大させるつもりだったとか、の方が辻褄が合うような。

何れにしろ、忠富士が口蹄疫に感染した原因は、早期に究明した方が良さそうです。バイオテロだとすれば、残った5頭も何れ感染させられます。

引用
エース級種牛5頭生き延びた 口蹄疫感染なし、ほぼ確定
2010年6月6日1時38分
 家畜伝染病、口蹄疫(こうていえき)の問題で、農林水産省と宮崎県は5日、感染の中心地から特例で避難させ、経過観察としていた特に優秀な「エース級」種牛5頭について、4日に採取した検体の遺伝子検査の結果が陰性だったと発表した。一緒に避難して口蹄疫に感染した疑いが判明した種牛「忠富士(ただふじ)」が殺処分されてから2週間、陰性が続いたことで、宮崎牛ブランドを支える5頭の延命がほぼ決まった。

 県家畜改良事業団(同県高鍋町)管理の種牛55頭のうち50頭はすでに殺処分され、残るはこの5頭だけだった。宮崎産子牛が出荷されている松阪牛(三重県)や近江牛(滋賀県)などブランド牛の地元からも、宮崎の種牛の全滅を危惧(きぐ)する声が上がっていた。

 農水省と県は再確認のため、4日に採取した5頭の血液の抗体検査をする。6日夜にも結果が判明する予定で、5頭が感染を免れたと判断したら、生存を認める見通し。

 エース級種牛6頭は5月13~14日、家畜の移動が禁じられる「移動制限区域」から特例として約20キロ離れた同県西都市の山中に避難したが、最も優秀な忠富士は22日に陽性が確認され、殺処分となった。また、事業団に残った種牛49頭も、同敷地の牛の一部が発症し、31日にすべて殺処分された。

 避難した6頭のうち、残る5頭も通常なら家畜伝染病予防法に基づき殺処分されるが、農水省は特例として経過観察を認め、7~10日とされる潜伏期間を超える2週間を設定し、連日、遺伝子検査を続けてきた。
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