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宮崎県で口蹄疫が大流行しているようです。先月から感染が出ていましたが、メディアでの報道が非常に少なく、今日まで良く知りませんでした。

幸いにも人では発病しないのですが、保菌者=媒介となる可能性があります。家畜(偶蹄目、牛・豚・羊等、ウマは違う)への感染力が非常に高く、また致死率が低い為一度感染すると長期間にわたってウイルスを撒き散らす事になるそうです。そして、感染が確認された家畜は、処分・焼却しその畜舎は五年以上使用できない事が法律で定められています。<-汚染された肉は流通に乗らないので、宮崎県産だとしても安心して買えるって事です。むしろ韓国でも現在流行しているようで、そちらの方が危ない・・・

このウイルスの厄介な所は、空気感染するってことで発祥地域が県境近くでもあることから、鹿児島県や熊本県でも今後の対応次第では発症する危険があります。

宮崎県知事は精一杯頑張っているようですが・・・
赤松農相は海外だし、

家畜ばかりでなく、動物園や野生種も感染の危険があります。野生種に感染した場合は、拡大を食い止める手段が無くなり、最悪日本中の偶蹄目が全滅って事に・・・


疑いによる処分、過去最悪4万4000頭に

宮崎県は7日未明、新たに同県川南町の12農家の牛と豚計23頭が、家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」に感染した疑いがあると発表した。これで、感染は1市2町の35施設(疑い例も含む)に広がり、殺処分頭数は牛と豚計4万4892頭に達した。2000年に宮崎県と北海道で発生した時は、感染したのは牛だけで、処分頭数は計740頭。今回の処分頭数は前回の60倍以上となり、発生の記録が残る1908年(明治41年)以降、国内最悪の状況になった。

12農家が飼育する牛184頭、豚1万723頭が殺処分される。発生からの処分頭数は、牛計3101頭で同県内飼育頭数の約1%、豚計4万1791頭で約4%になった。

農林水産省の担当者は7日、「感染頭数や処分頭数が増えても、移動制限区域の外には広がっておらず、今後の対応に変化はない」と述べた。宮崎県畜産課は同日の記者会見で「空気感染では被害が広域に拡大するはず。人や車などの行き来など複数の可能性を調査する」との見解を示した。

一方、殺処分頭数の9割以上が川南町に集中し、同町で飼育する約3割の牛や豚が処分される事態になった。感染疑いの豚が見つかった養豚場を経営する同町の男性は6日、「大きな台風などと同じ、激甚災害に指定してほしい」と、時折涙声で取材に答えた。

豚舎では白い防護服に身を包んだ獣医師や町職員らが豚舎から豚を出し、薬やガスで殺処分をした後、穴に埋めているという。

4月20日に隣の都農(つの)町で1例目が確認されて以降、1時間ごとに豚舎に消毒液を散布するなど万全の態勢を敷いてきたが防げなかった。従業員の男性は「飼育を再開しても出荷まで最低1年はかかる。無収入が続くと融資を受けても返済できない。このままでは町の畜産業は壊滅してしまう」と訴える。
(2010年5月7日 読売新聞)
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